中国の存在感
2009年上半期、中国国内での新車販売台数が609万台を超え、世界一の販売台数となった。
90年代後半から世界の「工場」から一躍世界の「市場」へと変貌した。
海外資本と取り入れ、経済特区で製造技術の修得、共同開発により開発技術の醸成、その間に国内市場の育成を試み、沿岸部での経済発展の結果、自国開発の新技術で、CBHDの規格を構築し、TDDも取り込んだ。
CBHDはDVDの製品規格であり、従来DVD製品のライセンスでは日米欧の開発メーカーに機器1台あたり、¥2100、ブルーレィーでは¥2800を支払ってきた。しかし中国規格のCBHDでは1台あたり¥700。
TDDは携帯電話の自国規格であり、ノキア、サムスンなどに払うライセンスフィーより極めて安い値段となる。
自動車、DVD、携帯電話から始まり、昨年はソフトウエアーのデーターソースの開示を義務図けるなど、あらゆる先進産業での自国内規格への取り込みが加速されており、世界経済の情勢が大きく変わる可能性がある。中国規格がいつしか、グローバルスタンダードとなりあらゆる製品群で「マイクロソフト中国版」が出現するのはそう遠い将来でもないでしょう。
如何せん「市場人口」のケタが違う!人口の10%が富裕層であれば1.6億人、日本人口の全員以上が富裕層となり、世界にしゃしゃり出る訳だから恐ろしい脅威でもある。
このように経済・工業技術で先進国の仲間入りを果たしつつあるが、文化・生活格差等ではまだまだ発展途上であり、眞の先進国となるには未だ時間がかかるが、そのスピードはこれまでの先進国が費やした時間をはるかに速い速度で追いかけて来るでしょう。
さて、そのような状況の中、日本のプレゼンスはどうか?
日本が世界に誇れるグローバルスタンダードは何があるのか?自動車?アニメ?環境技術?いずれにせよ東アジアでの日本のポジションを明確に伝えられる「国家戦略」を策定できる政党が政権を担ってもらわなければいけないが、この先どうなる事やら?


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