Tennis-Freak

盆の入りを迎えた13日、ご先祖様が安らかに訪ねてこられる空間を準備すべきところ、如何せん普段からご無沙汰というような綺麗ごとではなく、むしろほったらかしに近いご先祖の棲家、この時こそとお墓の掃除に出かけた。
お墓は車で1時間そこそこ、むろん都内の道路は割かし空いている方だ、いや昔のお盆時期に比べると風習が薄れた分道路を走る車の数は間違いなく増えている。
霊園に入る前に立ち寄った花や、霊園入口に立ち並ぶ石屋に比べると幾分安い？ご先祖に「スミマセン」
真夏を迎えた墓石付近はまさに草ぼうぼう？玉砂利の奥深くに根を生やして伸びている雑草、幸いブタクサはありません？持参した植木鋏で一つ一つ切込み草むしり、照り付ける太陽に吹き出る汗！只1輪咲いていた百合の花を残し何とか雑草を取り除くのに1時間ほど費やした。
墓石を磨き、打ち水を与え、花を供え、お線香を献上した。ひと時の「安堵と出来事の報告」
車を発進させて向かうは御かみさんのご先祖参り、都内を横断したどり着いたお寺さん、静かな佇まいで木陰により涼風を感じるお墓、本家、分家・親類の塔の清掃とお花・線香を献上家内安全と無病息災の加護を願った。
踵を返して帰宅のはずが、なぜか家の近くにある古民家を改装し老木に囲まれたオアシスの「お好み焼き屋」
何となく充実した一日でした。